こんにちは、まるひなです。
いよいよ梅雨入りした地方も多いですね。台風も発生したようですし、しばらくじめじめとした日が続きそうです。
ですが、湿度が高いとお部屋の嫌なにおいが気になりませんか?その対策として、芳香剤を使う人も多いでしょう。
市販の芳香剤の香りに満足していますか?
日用品関連の香りでどんなものが好きなのかを調査したアンケートによると、女性は「フローラル系」、男性は「せっけんの香り」が一番好きという結果になったそうです。
他には「森林の香り」「ローズの香り」「シトラス系」と続きます。
市販されている芳香剤も、これらの人気の香りのものが多いですね。
ただ、もし「もうちょっとこんな香りの芳香剤がないかなー」とか「自分のお部屋に合わせてデコりたい」という希望があれば、手作りの芳香剤にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
部屋を片付けていたときに見つけた、古い雑誌の切り抜きにレシピが載っていましたのでご紹介します。
必要な道具と大まかな作り方
まずは必要な道具から
- 保冷剤
- 完成品となる容器
- お好みの香料
- 材料を混ぜるための容器
- スプーン
- ☆割りばし
- ☆絵の具
☆は色をつけたい時に使います
基本的な作り方は、
- 保冷剤に香りをつける
- 保冷剤に色をつける
- 容器に入れる の
3ステップです。
材料とやる気が揃えば、すぐ簡単にできますよ。保冷剤って、知らないうちにいくつも冷凍庫に眠っていたりしますしね。
香りのつけ方は、保冷剤50グラムに対して
- 香水なら5滴
- 精油(アロマオイル)なら10滴
- 製菓用エッセンス(バニラやメイプルフレーバーなど)は20滴ほど
が目安です。
最初は控えめに香りづけをして、あとから足して加減しましょう。
使用中でも、香りが薄くなってきたらもう一度足しても大丈夫です。
保冷剤の種類の違い
さて、保冷剤には2種類あることをごぞんじでしょうか。
「高吸水性ポリマー」のものと「CMC(カルボキシメチルセルロース)化合物」でできたものです。
「高吸水性ポリマー」の保冷剤は市販の芳香剤と同じ成分で、消臭効果も期待できるそうです。
袋から出すと半透明で、やわらかいもののしっかりとした感触です。
「CMC化合物」でできた方はポリマーよりも透明で柔らかいのが特徴。食品添加物にも使われる素材なので安全性が高いのもおすすめポイントです。
それぞれの特徴を活かすため、「高吸水性ポリマー」の方は何色かを重ねるグラデーションタイプ、「CMC化合物」では中にラメやシール、ガラスのミニチュアなどを入れて飾るタイプのアレンジがよさそうです。
高吸水性ポリマーの保冷剤で作る、グラデーションタイプ
混ぜる容器に必要な量の保冷剤を入れ、香りをつける
香りのついた保冷剤を、使いたい色の数だけ小分けにし、割りばしの先に絵の具をつけたもので、それぞれの色をつける
※絵の具はごく少量でもしっかり色がつきます
スプーンを使い、飾るための容器に入れていく。色を重ねる順番はお好みで。
なるべく空気が入らないよう、しっかりと押し付けながら重ねていくのがポイントです
CMC化合物の保冷剤で作る、ラメ入りタイプ
保冷剤の半分にラメを入れて混ぜる
もう半分を、つけたい色の分だけ分けて色をつける
一番上に載せる色の部分に香りをつける
※香料によっては保冷剤が濁る場合があるので、一番上にだけ香りをつけるのがポイント
スプーンで飾るための容器に重ねながら詰めていく。ラメ入りの部分にシールを入れてもきれいです。
最後に、香りをつけた芳香剤を入れて完成
どちらのタイプでも、保冷剤の中にビーズやビー玉、生のハーブを入れるアイディアも試してみてください。
知っておきたい予備知識
この芳香剤は、作り方自体は簡単ですが、中に入れるものによってはカビが生えることがあります。異臭がしたら廃棄してください。
生の果物は特に変質しやすいですし、ドライフラワーやドライフルーツは短時間で色が抜けてしまってがっかりする可能性があるそうです。
容器に関しては、口の広いものだと保冷剤の水分の蒸発が早く、減りが早くなってしまいます。なるべく口の小さめの容器がいいですね。
お香があれば、香りと色を一緒につけることもできます。やり方は、保冷剤にコーンタイプやスティックタイプのお香を入れてしばらく置いておくだけです。色が移ったらお香を取り出し、かき混ぜて容器に入れれば完成。
また、今回ご紹介した方法は「高吸水性ポリマー」または「CMC化合物」の保冷剤での製作を前提としたものです。それ以外の成分の保冷剤は、ご使用にならないでください。
保冷剤での芳香剤の作り方はいかがでしたか。
火も使いませんし、さわっても害のない材料ですから、雨でお外に遊びに行けない日におうちでお子さんと作って遊ぶのもいいかもしれませんね。
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