夏の肌の乾燥、その原因は除湿にあり?対策は?

こんにちは、まるひなです。
セブンイレブンで限定販売の抹茶ティラミス氷を買って、食べるのを楽しみにしていたら、今週は雨続きとの予報にがっかりしています。やっぱりかき氷は晴れて気温が高い日に食べたいですもんね。しばらくお預けです。

さて、雨が降ると湿度が高くて不快になるので、エアコンの除湿機能を使うことが増えるのではないでしょうか。それだけで一気に快適になるのでありがたいものの、気になるのが肌の乾燥です。特に顔。

一般的に空気が乾燥するのは冬ですね。私の場合、手と指がカサカサになるので、こまめにハンドクリームを塗りこむようにしていますが、それでも追い付かずに荒れてしまうこともあります。けれども、顔の乾燥自体はあまり感じません。

少し不思議に思ったので、エアコンでの除湿と肌の乾燥の関係について調べてみることにしました。

肌にとって最適な湿度は?

先に結論を述べますと、肌に負担がかからない湿度とは、60%~65%が目安だそうです。湿度が60%を下回ると、気づかないうちにじわじわと乾燥が始まるのだとか。

では実際に今日の名古屋の湿度がどれくらいかというと、雨が降っていた午前7時から12時までが87%から93%を行ったり来たりしている状況。雨が上がった午後1時には83%になり、さらに一時間後の2時には66%まで下がりました。
今まであまり意識したことがなかったのですが、雨が上がると湿度は結構急激に下がるものなのですね。

そして、晴れのち曇りだった昨日の湿度は、午前7時に77%。その後、気温が上がるにつれ湿度は下がっていき、9時に60%になってから日中はほぼ50%台でした。一番乾燥していたのは15時、16時で51%。ちなみにこの時間帯の気温は25度で、風が吹いていたせいか過ごしやすい一日だったと思います。

これは屋外の観測データなので、室内で過ごす場合は若干違ってきます。けれども、窓を開けてのんびり過ごしていた私の肌は、充分乾燥する条件下にあったと言えるでしょう。

エアコンで除湿すると肌は乾燥する?

エアコンの除湿運転は、室温をほどほどに下げつつ、空気のジメッと感をなくしてくれます。冷房よりも冷えすぎないという理由で、よく使う人も多いのではないでしょうか。

この除湿運転では、一般的に室外よりも10%~15%低い湿度になるように調整するようです。と、いうことは、もし外の湿度が70%よりも低かったとしたら、室内の湿度は60%を下回る可能性が出てきますね。つまり、乾燥の危険があるということです。

除湿よりも肌が乾燥する、意外な理由

なるほど、やっぱり除湿すると肌は乾燥するのね、と思っていたら、別の意見を見つけました。「除湿→湿度低下→肌の乾燥」ではなく、「除湿≒温度低下→体の冷え→肌トラブル≒乾燥肌」という、少し複雑な理由です。

少し回り道のように感じますが、考えてみると納得。つまり、除湿をすることで室温も下がります。それによって体が冷えるわけですが、必要以上に冷えることは体に悪影響を及ぼすのです。一般的に言うところの「冷え症」ですね。

ただ、この「冷え症」というのは、案外怖いものです。特に夏の冷え症は内臓の冷えをもたらし、胃腸炎や膀胱炎を引き起こす危険性があるほか、血流が悪くなり免疫力や代謝が低下する原因となります。
そして、代謝が低下することで肌のターンオーバーが乱れ、充分な潤いを保持できない状態、つまり乾燥肌に行きつくという理屈です。

私は冷え症を自覚しているので、その説にも一理あると感じました。今よりも冷えがひどくなかった時期は、肌の乾燥にもそれほど自覚がなかったのも確かですし。
そういうわけで、冷えも夏の肌乾燥の理由だと考えられます。

エアコンによる肌の乾燥を最小限にするためには

とは言え、エアコンなしで夏を乗り切ろうというのは、少し無謀なのも確かではないでしょうか。熱中症で倒れてしまっては元も子もありません。エアコンとはうまく付き合っていく必要があります。

体を冷やしすぎず、肌へのダメージを抑えられるように、まず温度設定を見直しましょう。除湿機能では温度を設定できないことが多いため、短時間除湿した後に控えめな冷房に切り替えるのが有効だと思われます。

職場などで、自分に合わせて温度を変えられない場合は、ひざ掛けやカーディガンの着用で温度の調整がしやすいようにするといいですね。もし必要なら、薄手のシルクの腹巻きなどをするのも効果的だと思います。

保湿する方法も大いに有効

その他、物理的な水分補給として保湿用のミストを吹きかける方法もあります。ただのウォーターミストだと、蒸発するときに却って肌の水分も奪われてしまいますので、保湿成分が多いものがおすすめ。お仕事の気分転換にもなりそうですね。

お化粧が崩れてしまうのが心配なら、お昼休みに一度しっかりと化粧水などで保湿をするといいでしょう。あるいは、朝のメイク前にジェルマスクなどで潤いチャージを心掛けておく方が簡単かもしれません。このあたりはお好みで。

私自身は、手にハンドクリームをぬるときに、てのひらにものばしておいて、てのひらを顔に押し当てるという方法で乾燥をケアしています。使っているのが近江兄弟社の近江兄弟社メンタームメディカルクリームG(薬用クリームG)。薬用で、顔に使用しても大丈夫と書いてありますので、安心して使っています。

ニベアクリームなども顔への使用が想定されていますが、尿素入りのハンドクリームは避けた方がいいでしょう。尿素には角質を溶かす効果があり、柔らかい顔の皮膚に使うとダメージが大きいからです。

除湿はほどほどに、保湿と保温はしっかり

以上、夏の肌が乾燥するのは意外な湿度の低さと冷えによるもの、といえそうです。

なるべくエアコンに頼らずに過ごせればいいですが、それで体調を崩すのは本末転倒。うまく付き合いながら、元気で肌の調子がいい毎日を過ごしたいものですね。

かき氷を食べたり冷たいものを飲んだりするときは、お部屋の冷房は入れない方がよさそう…と、いうことは抹茶ティラミス氷を食べるのは本格的な夏がやって来てからの方がいいのかな。本当にしばらくお預けですか。残念。

 

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